来る7月22日に日本で観測できる日食があるのです。皆既日食としては46年ぶりです。が、皆既日食が見ることができるのは奄美大島等の南の地域だけなのですが、京都や大阪でも8割を超える量が欠ける日食が観測できます。
で、そいつをCanonのEOS 40Dで撮影しようと考えているのですがそのためには2つの問題があります。
一つ目は、明るさの問題。望遠レンズ等をそのままつけただけで日光をCMOSセンサーに当ててしまうと一気に焼けてしまいます。それ以前に明るすぎてきれいに撮影できませんが….。そこで減光フィルターというものをレンズの先につけて撮影します。
二つ目は、ズームの倍率です。手持ちの焦点距離70mm-300mmのズームレンズでは大きく太陽を撮影することができません。そこでもっと焦点距離の長いレンズを購入するか、レンズと本体の間に挟むテレコンバータと呼ばれるレンズを利用して焦点距離を何倍かにすることになります。前者の方法では明るく撮影できますがなにせ効果です。さらに今回は暗くなるぶんには問題ないので後者のテレコンバータを利用することにします。後で試してみたのですが、予想よりも暗くならずレンズに搭載されている手ぶれ防止機能と合わさって普段の利用でも十分利用できる性能でした。
一つ目の減光フィルターは各社ラインナップがあるのですが、調べてみると太陽を撮影するには光の強さを400分の1よりも暗くするのが最適とありました。が、そのようなフィルターはケンコーのND400プロフェッショナルしかありません、これは以前製造中止になったND400を今回の日食に向けて七月一日に新製品として販売しているものです。従来品との違いは色のニュートラル性が高くなったそうです。が、大人気のため入手が大変でした、ネットでも調べてみると売り切れており、近所の電気屋も回りましたがすでにありませんでした。そこで、光を8分の1にするKenko プロND8というフィルターを数枚重ねることで同じ量の減光をすることもできます。この場合二枚で64分の1、三枚で512分の1に減光できます。結果的にはテレコンバータを買いに梅田のヨドバシカメラマルチメディア梅田に行ったときに店員さんに聞くと僕が求めていた直径のフィルターは在庫がまだあるということで運良く購入できました。(電話で確認したときはもう在庫はない、取り寄せもできない。といわれたのに。。。たぶん電話で対応した方は製造中止になったほうのND400で調べたのでしょう。)結局ND400とND8を一枚ずつ入手しました。
二つ目のテレコンバーターは同じくケンコーのデジタルテレプラスPRO300 2倍/キャノンEOS用を購入しました。これをレンズとカメラ本体の間に挟むことによって焦点距離が2倍になります。
で、試しに太陽と月をこのセットで撮影してみました。月を撮影するときには減光フィルターは使ってませんが。(少しトリミングしてあります)
準備万端ですやん!
もし曇ったら、と思いつつ、NDを買うかどうか躊躇ってしまっています・・・
しかも、仮に買ったところで、ライフビューの無い30Dで(目を潰さずに)撮影できるのかぁ?という気もしたり(苦笑)。
ND400とND8の二枚重ねでファインダー覗きました(笑)。ND400だけでは危険かも。というよりほんとは紫外線カットとかもつけて見ないとだめなんですよね。
できるだけ覗かないようにはしましたが、今のところ視力は大丈夫です…w
先生に頼んでフィルターとかは貸してもらえると思いますが撮影機材はなさそうです。残念
学校なら天体望遠鏡とデジカメ(一眼でなくてもいけるかも)で撮れるんじゃないかなぁ。もしかしたら地学のH先生が天体望遠鏡は使うかもしれないけど。あの先生なら個人のももってるかなぁ。撮りたかったら顧問のK先生に聞いてみたら?洛星の屋上は絶好の撮影ポイントだしね〜。うらやましい…
あ、同じ学年のK君が一眼持ってるじゃん。
シャッタースピードを4000分の1まで落とせば何とかなりますかね?
日曜実験してみます。
ND400とND8の二枚重ねのときは200分の1でも十分でした。
フィルターなしでは厳しいとおもうけど。
ND400の1/640できれいにとれるそうです。
僕はお金がないので望遠鏡で太陽を投写して見るつもりです。