Monthly Archives: 4月 2009

ホームページ「chibiegg研究ノート」開設

ブログだけで始めてきましたが、当初の予定でもあったホームページも開設しました。

chibiegg研究ノート:http://www.chibiegg.net/

ブログはほとんどメモのように記事を書いていますが、ホームページの方はもうちょっと纏まりのあるようにがんばります。

もちろんブログも続けていきますし、ノートにまとめるほどは進んでいない内容はブログに追加していきますのでどちらも見ていただけると喜ばしい限りです。

 

ホームページとブログもつくったので、トップページ(http://chibiegg.net/)も作らないとだめですね。まだ双方の移動手段があまりよろしくない点も改善したいと思います。

GCC4.3.3によるARMのクロスコンパイル

前回の記事でGMPとMPFRライブラリはインストールできたので、ARMのGCCクロスコンパイラを導入します。
Interface2008年11月号を参考にしています。
コンパイルディレクトリはソースディレクトリと同一で行うと次のようなエラーがでます。
Makefile:144: ../.././gcc/libgcc.mvars: No such file or directory
make[2]: *** No rule to make target `../.././gcc/libgcc.mvars'. Stop.
make[1]: *** [all-target-libgcc] Error 2
make: *** [all] Error 2

 

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LeopardにMPFRとGMPのインストール

OSX LeopardにARMクロスコンパイル環境の構築をしようと思い、GCCをインストールしようとしたのですが、MPFRとGMPをインストールするときにてこずったのでメモしておきます。

問題はCPUが64bitだったことでした。
GMPはオプションをつけずconfigureをかけると64bitモードでライブラリが生成されます。しかし、今のところMPFRは64bitに問題があるらしく両方を32bitにしなければいけません。そのときにつけるオプションが”ABI=32″でした。

このオプションをつけずにMPFRのcoufigureをすると、
checking for __gmpz_init in -lgmp... no
configure: error: libgmp not found or uses a different ABI.
Please read the INSTALL file -- see "In case of problem".

とエラーが出てしまいます。
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MacのMLB交換に伴うTime Machineの不都合

Mac本体の修理によってMLB(メインロジックボード。マザーボードとは言わないんですね。)を交換したり、新しいMacを買ってデータを丸ごと移行することによってMLBがかわった場合のTime Machineの挙動についてです。

今回そのような状態になったのですが、いざバックアップの更新をしようとしても更新されませんでした。環境設定から確認すると「バックアップボリュームが見つかりません。」というエラーが確認できました。

再度Time Machineの設定を行えば違うバックアップを1から作成してくれそうだったのですが、それでは以前との整合がとれないのと容量の無駄遣いなのでどうにかならないかと調べてみました。以下は不都合が起きる原因と対策です。
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ImageMagicのインストール

MediaWikiでサムネイルを作成するためにImageMagic(convertコマンド)が必要だったのでインストールします。環境はOSX Server 10.5.6 x86(64bit)です。

ImageMagicのページにはMacOSX用のバイナリも用意されているのですが、インストールの方法がまずかったのか利用できなかったのでソースからコンパイルします。

利用できなかった理由は
$ convert -list format
で対応フォーマットが表示できるのですが、一つもありませんでした。

一つ前の記事でlibjpegとlibpngがインストールされていることが必要です。
適当な場所にソースをダウンロードして解凍しておきます。この記事では「ImageMagick-6.5.1-0.tar.gz」を利用しました。i386でもいいのですが、せっかくコンパイルするので64bitにしてみます。

ではコンパイルしていきます。x86_64でなくi386であればconfigureのオプションは全て外してください。
$ cd ImageMagick-6.5.1-0
$ CFLAGS="-arch x86_64" CCFLAGS="-arch x86_64" CXXFLAGS="-arch x86_64" LDFLAGS="-arch x86_64" ./configure
$ make
$ sudo make install

これで終了です。
$ convert -list format
を実行するとずらずらと対応フォーマット一覧が出てきたので成功です。

OSX Server 10.5 (64bit)でPHP+GD

OSX Server 10.5を導入したのですが、PHPにGDが入ってないのでlibpng,libjpeg,libgdをコンパイルし、phpを再コンパイルします。
が、apacheが64bitで動いていたので少し難儀したのでメモを。

基本的にはこちらのサイトに従うのですが、アーキテクチャーの指定はこちらのサイトを参考に進めていきます。
ただし、失敗しても良いように既存の「/usr/libexec/apache2/libphp5.so」はバックアップしておいてください。
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