前回に引き続き、今回はProFTPdをセットアップし、MySQLのテーブルに記録されたユーザー情報で認証できるようにします。
まずはProFTPdのセットアップから。proftpdをapt-getでinstallするとproftpdの設定画面が出ます。
固定IPではないのでIPマスカレードを利用しないといけませんが、そのためにもスタンダードアローンではなくinetd経由にします。
それでは /etc/proftpd/proftpd.conf を書き換えていきます。
- ServerName を好きな文字列に
- ListOptions を “-l” に “-la” に
- PassivePorts をコメントアウトして ポート範囲を決定(デフォルトは49152 65534)
- MasqueradeAddress を コメントアウトして hogehoge.net(ドメイン名)に
- ServerIdent を off で追加
- RootLogin を off に
- DefaultRoot を ~ に
- RequireValidShell を off に
ここまではMySQLによる認証は関係ありません。これからMySQLで認証するための設定を追記します。この部分は「にわか鯖管のメモ – ProFTPD ~ MySQL + quota 編 ~」をもとにというかそのまま。
注意点はmodule.confをいじったときは sudo /etc/init.d/proftpd reload をしないとだめってとこです。