WordPressMEからWordPress日本語版へ更新

WordPressMEが更新されなくなり、WordPress日本語版に移行してから大分経つのでそろそろ更新しようと思いました。
今回はME2.2.3から日本語版2.5.1にアップデートということでメモをとりたいと思います。

アップデート作業の詳細はWordPress日本語Codexの「WordPress のアップグレード/詳細」を参照ください。

1,SQLとファイルのバックアップの作成
2,プラグインの無効化
3,不要な古いファイルの削除
4,ファイルを最新に更新
5,データベースの更新
6,表示確認とプラグインの有効化

を順番に行います。


1,SQLとファイルのバックアップの作成
まずは失敗したときのためにSQLとすべてのファイルのバックアップを取ります。
SQLのバックアップ
バックアップするデータベースが「WordPress」ユーザー名を「username」パスワードが「passwd」であるとするとダンプファイルを作成したいディレクトリで以下のコマンドを実行します。

<code>$ mysqldump -u username -ppasswd WordPress &gt; ./sqldump.sql</code>

ファイルのバックアップ
rsyncを使ってバックアップを作りたいと思います。
「/www/blog」フォルダを「www/blog-old」フォルダにバックアップする場合以下のコマンドを実行します。

<code>$ rsync -av --delete /www/blog /www/blog-old</code>

以上でバックアップの作成は終わりです。

2,プラグインの無効化
ここですべてのプラグインを無効にしておきます。

3,不要な古いファイルの削除
次に不要なファイルの削除を行います。
削除してはいけないファイルとフォルダは次の通りです。

wp-config.phpファイル
wp-contentフォルダー
wp-imagesフォルダー
wp-includes/languages/フォルダー (言語ファイルを使用している場合は削除しないこと)
.htaccessファイル

今回削除したファイルとフォルダは次の通りです。

wp-adminフォルダー
wp-includesフォルダー
wp-content/plugins/widgetsフォルダ
ルートディレクトリにあるwp-config.php以外のWordPress関係のファイル

4,ファイルを最新に更新
次に最新版のダウンロードと解凍、上書きです。
WordPress日本語版 リリース」から最新版のtar.gz形式のリンクを探します。
以下のようにダウンロード、解凍、上書きします。以下はディレクトリ構成が「/www/blog」フォルダにwp-config.phpがある場合の例です。

$ cd /www/
$ wget http://ja.wordpress.org/wordpress-2.5.1-ja.tar.gz
$ tar xvzf wordpress-2.5.1-ja.tar.gz
$ cd ./blog
$ cp -r ../wordpress/* ./

5,データベースの更新
ではデータベースの更新作業を行います。
これは簡単で「http://hogehoge.com/wp-admin/upgrade.php」のような更新スクリプトをブラウザから開き、「続ける」をクリックするだけで完了します。

6,表示確認とプラグインの有効化
最後にページが正しく表示されるかを確認し、順番にプラグインを有効にするだけです。

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