9月発売の予定を前倒しして28日に発売された新Mac OS X(10.6) Snow Leopardをインストールしました。
インストールまでの道のりとファーストインプレッションです。
ヨドバシカメラでファミリーパックを予約して発売当日に入手したのです。が、なんとインストールの序盤で
Mac OS X Install DVDが読み込めませんでした。
ディスクを清掃してから、もう一度インストールしてみてください。
と表示されインストールできませんでした。DVDドライブの故障かとも思い他のMacや、USBのDVDドライブでも試しましたが全く同様のエラー。
その日の夜は「ファミリーパックの一部のディスクは読み込めない場合があるかもしれない」という情報をネットで掴み、翌日交換してもらおうと思い寝ることにしました。
次の日(本日29日)、朝にもう一度ネットを廻っていると、DVDの記録面の印字が以下のようになっているメディアに不具合があるらしいというブログの記事を発見。
上段:MEDIAGATE 2Z693-6990-A RECORDED IN SINGAPORE L1 (B09 000125)
下段:MEDIAGATE 2Z693-6990-A RECORDED IN SINGAPORE L0 (B09 000124)
自分のメディアを確認すると一致。ヨドバシに電話をすると交換してくれるとのこと。
早速昼に梅田まで出かけていくが、「交換しても読み込めないかもしれない。」と言われたので、店頭のMacで読み込みテスト(DVDからイメージの作成)できないかと聞いたができないと言われ、せめてロット番号の確認をと言うと在庫を持ってくると言われたが、既に在庫切れと言われました。(電話では取り置くと言ってたのに…まぁいいや)
そこで、返金をしてもらいApple Store 心斎橋で再度購入することに。
ところがApple Storeでファミリーパックを頼むと、「ファミリーパックには問題があったので引き上げている、いつ再販売になるかわからない。」と言われたので通常版を買うことに。
レジを担当して下さった方に通常版は大丈夫かと聞くと、通常版では不良品はまだ見つかっていないといわれました。まぁほんとにすいませんね。と言われたのでまぁいいか。
で、やっとSnow Leopardが入手できました。と、ここからが使ってみての感想。
インストールがすっごい簡単に。以前からWindowsのインストールよりは断然簡単だったのですが、今回のアップデートはボタンを押すだけで全自動でした。
XCodeも最新のものに入れ替えると20GByte近く空き容量が増加しました。(これは実際にSnow Leopardが軽量なのと、サイズの計算方法が従来の1Gbyte = 1024MByte から 1GByte = 1000GByteになったことも原因です。500GBのHDDはしっかり499.88GByteと表示されるようになりました。)
体感速度は格段に上がり、アプリケーションの起動が劇的に変わった印象です。特にSafari。iTunesはライブラリの読み込みのためかあまり起動速度に変化はありませんでした。
あといくつか、おぉ、と思った点を。
- Exposeでウインドウのタイトルが表示され、整列もして表示してくれるので大変見やすくなった。
- Dockのスタックにスクロールバーがついた。アプリケーションを探すのが大変楽に。
- スタックの中でディレクトリ階層に入っていけるようになった。
- 動画ファイルをアイコンのまま再生できるようになった。(アイコンにマウスを合わせると再生ボタンが表示されその場で再生できる。下の画像参照。)ミュージックも同様に可能で、PDF等の場合ページの切り替えができる。
- アイコンのサイズが512×512までプレビューが作成されるため、PDFでも大きなアイコンで中身がわかりやすくなった。
ほとんどLeopardのままなのですが体感速度が上がり、上記のような使っていてうれしくなるような細かいアップデートが施され個人的にはアップデートする価値は十二分にあった感じです。
ただ、Aperture 1.5が使えなくなったのが残念(Apple公式の告知)….. 2.2を購入するきっかけになりそうです。
アイコンのプレビューはキャッシュされて保存されているんですかね?そうじゃなかったらフォルダの読み込みに時間がかかりそうな気がします。+…..
う〜ん。どうなんでしょう。
HDDを読みにいってるような気がするのでキャッシュはしてなさそうな気がします。
動画の1フレーム目や、PDFの1ページ目とかはキャッシュしてるかもしれませんね。