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Ubuntuでレンタルサーバ その2

前回に引き続き、今回はProFTPdをセットアップし、MySQLのテーブルに記録されたユーザー情報で認証できるようにします。

まずはProFTPdのセットアップから。proftpdをapt-getでinstallするとproftpdの設定画面が出ます。

ProFTPd セットアップ

ProFTPd セットアップ

固定IPではないのでIPマスカレードを利用しないといけませんが、そのためにもスタンダードアローンではなくinetd経由にします。

それでは /etc/proftpd/proftpd.conf を書き換えていきます。

  • ServerName を好きな文字列に
  • ListOptions を “-l” に “-la” に
  • PassivePorts をコメントアウトして ポート範囲を決定(デフォルトは49152 65534)
  • MasqueradeAddress を コメントアウトして hogehoge.net(ドメイン名)に
  • ServerIdent を off で追加
  • RootLogin を off に
  • DefaultRoot を ~ に
  • RequireValidShell を off に

ここまではMySQLによる認証は関係ありません。これからMySQLで認証するための設定を追記します。この部分は「にわか鯖管のメモ – ProFTPD ~ MySQL + quota 編 ~」をもとにというかそのまま。

注意点はmodule.confをいじったときは sudo /etc/init.d/proftpd reload をしないとだめってとこです。

ProFTPDの導入

自分だけがサーバーのファイルをいじるだけならSSH、SFTPやnetatalkのみで十分だったのですが、後輩たちがクラブのページを作成する場所をつくるにあたってFTPを導入しようと思ったのです。が、なかなかPassiveモードが利用できず、ルーター越えでの接続ができませんでした。
で、ProFTPDの再インストールからはじめ、やっと今回成功したのでメモしておきます。
構成としてはxinetd経由で起動し、ファイルによる仮想ユーザーということで。
(仮想ユーザーについてはまた今度…)

内容は2点です。
1.ProFTPDとxinetdの設定ファイル
2.iptablesのためにモジュールの読み込み

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