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部分日食と日食予報との比較

せっかく写真も撮影し、国立天文台の日食各地予報で日食の経過もシミュレーションできるので写真と、シミュレーション結果を並べてみたいとおもいます。
詳しくは一つ前の「大阪での部分日食」を参照してください。

特に意味はありませんが面白そうなのでやってみます。当然ですが全く同じになっています…

ちなみに、なんとこの記事が記念すべき第100番目の記事です。
ちなみにちなみに、アクセス解析の結果によると4日前がちょうどユニークユーザー3万人目でした。ページビューはもうすぐ5万件。その日を逃したので記念ついでに…

日食予報(09:51)

日食予報(09:51)

大阪での日食(2009/7/22 9:51)

大阪での日食(2009/7/22 9:51)


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大阪での部分日食

今日7月22日は、各報道機関でも大々的に報道されているように日本では46年ぶりに皆既日食が観測できる日でした。皆既日食はインドから中国、鹿児島県・トカラ列島周辺でしか観測できませんが、大規模な(太陽の大部分が月に隠れる)部分日食であれば本土でも観測できました。
時々皆既日食と部分日食を混同している方がおられますが太陽が部分的にだけ隠れているのは部分日食で皆既日食ではありません。なので、「2009年7月22日の大阪での皆既日食」などの表記は誤りです。(いくつかみつけたので…)
ということで、撮影の障害になるものがないような場所に出かけて部分日食を撮影してみました。

撮影方法は以前の記事の「日食撮影機材の準備」をご覧ください。

国立天文台暦計算室が公開している「日食各地予報」を利用して大阪の日食の経過を計算してみると以下のようになりました。

2009年7月22日大阪での部分日食の予測

2009年7月22日大阪での部分日食の予測

これによると、欠け始めは9時46分58秒で、食の最大は11時5分28秒です。大阪では最大82.2%欠けた太陽が見ることができたそうです。

それでは撮影した写真の一部を時刻と欠けた割合とともに並べてみます。

ほとんど見ることができませんでしたが、運良く食の始めと食の最大だけは見ることができたので満足です。

ちなみに次の記事「部分日食と日食予報との比較」でシミュレーション結果との比較をしています。

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日食撮影機材の準備

来る7月22日に日本で観測できる日食があるのです。皆既日食としては46年ぶりです。が、皆既日食が見ることができるのは奄美大島等の南の地域だけなのですが、京都や大阪でも8割を超える量が欠ける日食が観測できます。

で、そいつをCanonのEOS 40Dで撮影しようと考えているのですがそのためには2つの問題があります。

一つ目は、明るさの問題。望遠レンズ等をそのままつけただけで日光をCMOSセンサーに当ててしまうと一気に焼けてしまいます。それ以前に明るすぎてきれいに撮影できませんが….。そこで減光フィルターというものをレンズの先につけて撮影します。

二つ目は、ズームの倍率です。手持ちの焦点距離70mm-300mmのズームレンズでは大きく太陽を撮影することができません。そこでもっと焦点距離の長いレンズを購入するか、レンズと本体の間に挟むテレコンバータと呼ばれるレンズを利用して焦点距離を何倍かにすることになります。前者の方法では明るく撮影できますがなにせ効果です。さらに今回は暗くなるぶんには問題ないので後者のテレコンバータを利用することにします。後で試してみたのですが、予想よりも暗くならずレンズに搭載されている手ぶれ防止機能と合わさって普段の利用でも十分利用できる性能でした。
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